『延納』それは君が見た光、税務署が見せた希望【税金破産寸前なので納税額公開します】

皆様 元気に納税、してますか?

私はしています。

自己紹介

そもそもお前は誰やねん!という方へ。わたくしぷろぐら軍曹と申します。

はじめは「ぷろぐら二等兵」と名乗っておりましたが、あるNFTゲーム(仮想通貨)で一山当ててから「それはもう軍曹じゃん!」とのお声をいただき、3階級ほど特進させていただいた者でございます。

2022年初夏、最大時で2000万円ほどの利益を出したわたくしですがその後調子に乗りまくり、適当な投資を続け、いつの間にか最終的な利益は1000万円程に縮小していきました。

それでもまだ利益は出ているわけで、一度始まった浪費は止まりません。
毎日のように飲めや歌えやで散財を続け、雑な投資で資産を溶かしながら一時の享楽に身を任せていた日々。

あの時の私は知る由もなかったのです、一歩一歩ゆっくりと、しかし着実に忍び寄る”所得税”の大きすぎる存在に……

その日はやって来た

もしこの世に税務署がなかったとしたら買えたはずのもの

515万1500円。

あたりまえのように税理士の先生から送られてきた金額。
それは国民の全員が愛してやまない所得税、その金額であった。

「マジで無理です。」

東大王もびっくりの地球押し。圧倒的スピードで喉から飛び出したこのセリフは、そのすべてが真実だった。

仮想通貨で儲けたお金などもはや1円も残ってはいない。
あるのはCALOとかいう引き出す方が損をする意味の分からないコインと、売り時を見失った謎のスニーカーのイラストデータだけだ。こんなものでは飯も食えない。

この日、2023年3月15日。

所得税が口座から引き落とされる4月24日まであと1か月と9日。
どこかに1日当たり12万8787円稼げる割のいいバイトはありませんか?

君が見た光

「延納という方法がありますよ」

それは私がスマホ一つで1日12万8787円稼ぐため、オレンジ色の服に身を包みフィリピンに出港しようと決意を固めている時だった。

「延納すれば、4月と5月の2回に分けて税金を分割納付できます。」

今思えば、税理士のこの提案こそが今日の私をかけ子ではなく払い子たらしめてくれている、運命の分岐点だったのかもしれない。

国税局より。延納とは

 

延納。

ああなんて甘美な響きだろうか。
この調子でこの世のすべてのものを延納してやりたい。
こんな素敵な制度があっただなんて。税務署ちゃんのツンデレめ。
よーしおじさん、むしろちょっと多めにはらっちゃうぞ♡なんてね。

とにかく救われたのだ。
私は救われたのである!

引き落としは容赦しない

普通のビジネスマンだったら、235万1100円をもらえるとなったら菓子折りの一つでも持ってきませんか?

せめて上司からひとこと、いつもありがとうございます、くらいのあいさつがあってもよくないですか?

しかしそんなこと、税務署にとって単なる払い子である小市民なんてどうでもいいのだ。

やつらは突然引き落とす。
どのくらい突然かっていうと、口座に必要な金額を振り込んで2秒。
この明細の一つ上の行が、納税のためにお金を振り込んだ明細なのだけれど、そこから2秒。

絶対にこそぎとってやる!

税を納めさせるという強い意志を感じさせる。
そんなぬくもりがインターネットバンキングにはあります。

死体蹴りはやめて

4月の引き落としは乗り越えた。

しかし、5月にまた235万円の引き落としがくる。

これは延納の紛れもない事実である。

2023年4月24日現在のガチの口座残高

やめて!5月にもう一度来る税務署の徴収で口座残高を焼き払われたら、家計で生活と繋がってるぷろぐら軍曹の人生まで燃え尽きちゃう!

お願い、死なないでぷろぐら!

あんたが今ここで倒れたら、その後に控えている住民税や来年の予定納税はどうなっちゃうの?

CALOとFITはまだ残ってる。ここを耐えれば、国税に勝てるんだから!

次回「ぷろぐら死す」

デュエル、スタンバイ!

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