ハウスメーカーとの契約はいつするべき?早めにしすぎて舐められた悲劇【戸建て体験談】

新築戸建てを考えている方、ハウスメーカーとの相見積もりやプランの提案でどの会社にしようかわくわくと不安の間でお悩みのことと思います。
しきりに契約を迫る営業。しかし安易に契約してしまうと、首根っこをつかまれてしまったも同然です!
ハウスメーカーと契約するとはどういうことか、いつするべきなのか、その失敗談をもとに解説します。

この記事を監修した人

ぷろぐら軍曹

契約する前はこちらを神のように扱ってくれた営業も、契約後は関係性が逆転するかも……

 

結論:徹底して納得できるプランにしてから契約しよう

私のケースでは、ローンがギリギリなこともあって銀行から各種書類を少しでも多く早く提出するようにせかされており、
かなり早い段階で契約してしまいました。その結果、値引き幅や重要な交渉場面で交渉力を失うことに。
契約をしてしまうというのはここまで立場を弱くしてしまうものだと痛感しました。。

 

早めに契約してしまったことで具体的に起きた弊害

①それ以上の値引きは望めない

私の場合の最大の痛手は「値引き幅が固定されてしまった」ことでした。

そもそも私はハウスメーカーの営業に「うちも期末なので」「ちょうど失注した案件があったので」と毎月のように値引きを提案され契約を迫られていました。
今思えばこれもすべて方便で、とにかく一刻も早く契約をしたいという一心による営業トークなのだと確信できるところがありますが、
これについてはまた別の記事にしたいと思います。

結果、本体工事費の15%を値引きする、というような形で契約を締結しました。
これ自体は私としても納得しており全く問題がないのですが、問題はこの値引きが「幅」ではなく金額であったということです。

この時の私は割と適当な控えめなプランのまま早々に契約をしてしまっており、
建築面積も想定よりも小さ目で作られていたものになっていました。
しかし「15%の値引き」で契約しているのだから、のちに金額が上がってもそこから15%引かれるだろう、などと安直に考えていたのです。

実際のところは、契約時の金額の15%引き分の金額を値引きする、ということになっており
値引き金額はその後どれだけ大豪邸のプランになろうが変わらないものだったのです。
これは完全に私が甘かっただけの話ではありますが、営業がどれだけ

「まずは契約を!プランは後でも変えられますよ!値引きも今だけです!」

といわれてもまずは焦らないことをおすすめします。

②重要な場面での交渉力を失う

契約をするということは、違約をするときに大金を払う足かせを付けられているということです。
つまり、ハウスメーカーからすれば「なんか文句あんの?いやならやめてもらって結構、でも違約金の50万円はタダでもらうけどなwwww」という状態なわけです。
この状態は非常によくありません。

結果、私の場合はハウスメーカーの担当がある程度誠実な人ではあったのでそこまで舐められることはありませんでしたが、
「いつでも切ってやっていい」という心理的安全性を相手に譲ることは交渉事では非常に不利です。
これ以上の値引き交渉は基本的に難しいことになるのはもちろん、
少し大きめな変更を加えたり、こちらの都合で何かお願いをするようなことになった場合には力業で対応してもらうというのもできなくなります。

それでも相手も人間、こちらも人間、
きちんと人生が掛かっていることを伝え、リスペクトを忘れず、丁寧にお願いすればたいていのことは聞いてもらえます。
逆を言えば契約後もいつまでもお客様は神様ムーブをしていたら一瞬で足元をすくわれるよ、裸の王様ですよ、ということです。

契約はいつするのがベストなのか

納得するプランを90%完成させてからにする

これはもうほんとそうです。私の場合は40%くらいの完成度で契約してしまいました。
今思えば、ハウスメーカーの営業がとんでもない人だったら、その先の対応をすべて適当にされていたら、
かなり絶望的な仕上がりになっていたと思います。

9割くらいはイメージ固まったな!と思ってから契約する、それくらいがちょうどよいと思います。

特に延べ面積・間取り・重要なこだわりポイントは必ずクリアにする

意外と家の大きさ自体も決められないのが注文住宅の面白いところです。
庭との兼ね合いや、そもそも狭小地の場合どこまで攻められるのかのせめぎあいもあります。

私の場合は狭小地だったので、実際どこまでの大きさで作れるのかは現場の判断や隣地との兼ね合いで流動的でした。
ハウスメーカー側は、自分たちの瑕疵による契約違反を恐れますから、作れないかもしれない家で契約はしてきません。
そのため、狭小地なうえにさらに土地に余裕をもたせた、極小サイズのプランで契約することになってしまいました。

小さい家で契約するということは、少ない坪数に対して割引が適用されるということで、
結果的に思っていたよりも低い割引額になってしまうという大きな損失に直結してしまったのです。

それ以外にも間取り、またガレージや吹き抜け、玄関のつくりや大掛かりな構造といった
コストや構造に直結するようなこだわりがある場合はかならずそれらは反映した状態にしてから契約することを強くお勧めします。

契約=その時点でのプランでそのまま建ってもギリギリ後悔しない

そのくらいの重い覚悟で見てもいいと思います。

セールストークに動じず、決心しても焦らすくらいでいい

営業はあの手この手で契約を迫ってきますが、これは風物詩くらいにとらえて軽く受け流しましょう。
例えば今だけ安くする!と言われてそれをスルーし、来月に契約するそぶりをちらつかせてみましょう。
ほぼ確実に翌月には同じかそれ以上の値下げ幅を提案してきます。

本当に切羽詰まっている決算月であれば確かにいつもよりも多少大きな値引きを引き出せるかもしれませんが、
基本的には常に数千万円の受注かゼロかの勝負をしているわけで、みすみすそれを逃すわけはありません。

実際、その時に相見積もりをしていた別の工務店さんが私に

「今他店さんに値引きで契約を迫られていますよね?彼らは理由を変えて結局毎月同じことをするので、そこを判断基準にしないほうがいいですよ」

と他店の牽制をこめてアドバイスをくれましたが、事実だと思います。

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